写真の権利は誰のもの?担当者が学ぶべき「著作権」「肖像権」「使用権」など法律について
2023年1月31日
著作権の基本
もしもあなたの会社のスタッフが商品の写真を撮影した場合、その写真の著作権は会社のものになりますが、外部のカメラマンに依頼し写真を撮影した場合の「著作権」は、実は撮影したカメラマンのものであり、依頼した人のものではないのです。
お金を出して写真を撮ってもらったのになんで権利がないんだ!と不思議に思われるかもしれませんね。ですがそういうものなのだと覚えておくと良いでしょう。
肖像権の基本
さらに、もしその撮影した対象が「人物」だったら、写真に写る人に「肖像権」があるため
写真の使用方法などを説明し、その人物の許可が必要になるのです。
使用権の基本
それなら自分で撮影するしかないじゃないか!と考えると思いますが、そこで「使用権」の出番です。依頼人(お客様)が撮影してもらった写真を使用できる「使用権」が発生します。ただし「使用権」は「撮影したカメラマンが許諾している範囲内」のみに限られますのでご注意ください。
つまり二次的に制作物に使用したり、カメラマンが定めた範囲外の方法での使用したい場合にはカメラマンがどこまで写真を使用していい範囲になっているのかを確認し了承をとる必要があるというわけです。
ピクチャーモンスターズで撮影した商品写真の使用権は?
ちなみに、ピクチャーモンスターズでは納品したデータは「使用権は自由」です。つまり、ご自由に改変しても、何に使っていただいても基本的にはOK。
ただし著作権を放棄したり譲渡したわけではありません。当サービスでは一点だけNGを設定させていただいています。
それはピクチャーモンスターズで撮影した写真を自分で撮影したと嘘をつく行為や再販する行為はNGです。(例えば素材のストックサイトに掲載してダウンロード販売して利益を出すなど。この場合使用権ではなく著作権に違反してしまいますのでやめてくださいね。)
権利を守って、ただしく商品を販売しましょう!!
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