商品写真のヒント、販売促進に有効なアプローチ

2023年3月2日

商品写真は、オンラインショップやECサイトにおいて非常に重要な役割を担っています。商品写真が魅力的であれば、商品の説明よりも消費者の注意を引くことができるのではないでしょうか?それでは早速、商品写真を効果的に使って販売促進を行うためのヒントをご紹介していきます。

高品質の写真を使用する

商品写真は、商品の品質や価値を示す重要な役割を果たします。したがって、高品質で鮮明な写真を使用することが重要です。ここでいう高品質とは鮮明で高画質な写真のことです。最近では商品のサムネイルにマウスを合わせると拡大して見られるようになっていたり、消費者が商品の細部を見ることができるため、その使用用途を前提として拡大可能な高画質、高品質な写真を使用することが大切です。

最近はスマートフォン、パソコンの両方で画面の解像度が高いRetinaディスプレイや4K、8Kといった大画面のモニターが徐々に普及しつつあります。そして今後もさらに高解像度、広角のディスプレイが開発されることが予想できます。

高画質、高品質な商品写真を用意することは、こういった環境での閲覧に対応するだけでなく、今後さらに進化が進むなかで長期間使用できる商品写真が必要とされることが明白です。

商品を実際に使っている様子をPR

商品写真の背景は、商品を引き立たせるためにシンプルであることが望ましいです。背景に物が多くあると、商品が見にくくなってしまいます。白い背景を使用することで、商品の色やデザインをより明確に伝えることができます。Amazonなどのショッピングモールはこの考え方から「メインの商品写真の背景は白のみ」という厳格なルールが設けられています。詳しくは、「なぜAMAZONのメイン商品写真は白背景が絶対ルールなのか?」という記事を以前に書いていますのでご覧ください。

洋服を例にして挙げてみましょう。モニターにはモデルが実際に着てみた様子が写っていて、購入者はいままさに購入しようか検討中。実際にモデルが着用していればスタイリング、フィット感、雰囲気、シーンなど様々な情報を購入者に伝えることが可能です。購入者はモデルを自分に置き換えて、自分ならどういう風に着こなすか、どんなシーンで、誰と出かけるときに使おうか?など考えることでしょう。

この使い方や着こなし方の提案ができているか?が重要なポイントになります。

複数の角度から撮影する

商品を複数の角度から撮影することも重要です。購入を迷っている方が、商品を選ぶとき一人一人気になる部分や見たい箇所が違います。様々な角度から撮影した商品写真を用意することで、商品の詳細やデザインをより明確に伝えることができます。

例えば、靴の場合は、正面、サイド、後側、ソール、ロゴのアップなど細かく商品画像を用意撮影することで、一人一人が見たい!と思っている箇所へのアプローチが可能になります。

商品写真を編集する

商品によっては、実際の商品の色に近づけられるように色の調整や明るさの調整、不要な部分の切り取りなどを行うことができます。ただし、閲覧者が利用しているモニター色にも左右されるため実は一番難しいポイントになっています。

カラーマネージメントモニターなど色の再現に関して特別な機材を使うことが考えられますが、購入者がそんな高級なモニターを利用しているケースは非常に稀です。

また、きっちりと色味を合わせたとしても、ユーザーのモニターでどのような発色をしているかは、人それぞれなので非常に難しいポイントになります。

まとめ

大事なことは、販売者がPRしたい商品のポイントをしっかりと正確に伝えられているか?よりも購入する人がその商品の見たいポイントはどこか?を考え、その部分にアプローチできる商品写真を用意することこそ最も有効なアプローチであり、出品者が行わなければならない最重要ポイントだと私たちは考えています。

いかがでしたでしょうか?魅力的な商品写真の撮影が必要ですか?ECショップの作成、ショッピングモールへの出店をご検討でしたらピクチャーモンスターズにご依頼ください。

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