背景色はカラーが良い?それとも白い背景が良い?

2023年1月24日

商品撮影をする際に背景をカラーにするか、それとも無難に白背景にするか悩んだ経験はないでしょうか?どちらが良いかは百聞は一見にしかずということで、以下の画像をご覧ください。

白背景の特徴

白背景の方は商品そのものに目がいくため、写真の中には伝えたい情報が整理されていると言えます。また、ネットショップのAMAZONなどではメインの商品写真は純粋な白背景(RGB255:255:255)のみで商品写真が85%以上(詳しくは各ネットショップのメイン商品写真規程をご覧ください)の面積を超える商品写真が必要になるという規程がございます。こういったルールが明確なECや機能をしっかりと訴求したい場合には特におすすめというよりは必須です。

カラー背景の特徴

では、カラー背景はというと写真をご覧ください。背景も合わせて一枚の商品画像として仕上がっていることがわかります。つまり機能的というよりは抽象的な雰囲気のある商品のイメージにつながる一枚に仕上がるという訳です。

色にはそれぞれ人が受け取る意味がことなります。ですから意図する色を選ぶことでより魅力的な商品のPR写真が出来上がるという訳です。

注意点としては意味のあっていない、商品にあわない背景色を選んでしまわないことです。ここで間違うと商品の魅力がうまく伝わらないという失敗につながります。

様々な色がどんな印象を与えるか?

色によって人に与える印象を簡単にですがまとめてみましたので、背景色を選択いただく場合に是非参考にしてみてください。

レッド系

情熱、積極、元気、勝気、強い、明るい、活発、興奮

よく使われる商品としては口紅や赤い色合いの商品で使われるのをよくみます。全体が赤く表現されることでインパクトがあり目を引く仕上がりになるためです。

ブルー系

クール、静か、冷たい、神秘的、格好良い、安全、安心、水、空
よく使われる商品としては衛生用品や水回り商品、清潔感の重要な白い商品、青い色合いの商品で使われるのをよくみます。同色で世界観を出すという手法は全色共通ですね。

グリーン系

自然、癒し、エコ、再生、森、草、安全、健康
よく使われる商品としては白い商品にワンポイントで緑の差し色が入ったもの、ナチュラルな表現を必要とする草花、お茶などの書品、緑の色合いの商品で使われるのをよくみます。

イエロー系

幸運、ハッピー、明るい、注意、奇抜さ

よく使われる商品としては薄い黄色か濃い黄色かでも印象は大きく別れますが、反対の色の青い商品などをおくとぐっとアーティストっぽさが出る色でもあります(狙った表現になるかは非常に難しいです)。黒い商品や同色系の商品と親和性が高く、個性的な写真にむいています。

ピンク系

かわいい、甘い、女性、幸福、愛情、カレン、優しい

こちらも濃いピンクと薄いピンクでは向き不向きがありますが、よく使われる商品としては花、ドーナツやケーキ、ジュエリー、化粧品、プレゼント、女性向けの白い商品、同色系の商品の背景としてよく使われます。

ブラック系(黒、グレー)

高級感、上品、ハイブランド、お洒落、暗い、高そう、知的

よく使われる商品としてゴールドが入った商品、ウイスキー、高価な商品、鮮やかな商品、華やかな商品、白い商品、同色系の商品の背景としてよく使われます。

いかがでしたでしょうか?商品撮影のご依頼の際にはぜひ参考にしてください。

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